丸山ワクチン(SSM)の注射について|手続きの流れ・費用・注意点
四街道森山クリニック(精神科・心療内科・内科)では、ご希望の方に丸山ワクチンの注射を行っています。当院の医師が「治験担当医師」をお引き受けし、日本医科大学へ提出する書類の作成も行います。当院に通院していない方(注射のみの方)もご相談いただけます。丸山ワクチンは国(厚生労働省)の承認を受けた医薬品ではありません。日本医科大学の「有償治験」という仕組みで使うもので、ワクチン代や注射料に健康保険は使えません。このページでは、手続きの流れ、費用、注意点をまとめています。このページでは、手続きの流れ、費用、注意点をまとめています。
丸山ワクチンとは
丸山ワクチン(SSM:Specific Substance MARUYAMA)は、日本医科大学の故・丸山千里博士が開発した注射薬です。現在は日本医科大学付属病院ワクチン療法研究施設が、「有償治験薬」として交付しています。
有償治験とは、承認されていない薬を、使う方が費用を負担して治験として使う仕組みです。1981年に当時の厚生省が特例として認めました。
ご使用前に知っていただきたいこと(未承認医薬品について)
- 未承認であること:丸山ワクチンは、医薬品医療機器等法上の承認を受けていません。
- 入手経路:患者さんご本人またはご家族が、日本医科大学付属病院ワクチン療法研究施設で手続きをして受け取ります(郵送での手続きもできます)。当院が独自に仕入れることはありません。
- 国内で承認されている同等の医薬品:がんの治療を目的として国内で承認された同等の医薬品はありません。なお、同じ成分(一般名:結核菌熱水抽出物)を濃くした製剤が、「放射線療法による白血球減少症」の治療薬として承認されています(日本医科大学FAQ Q14)。
- 諸外国での状況:海外の規制当局で、がんの治療薬として承認されているという公的な情報は、2026年10月時点で当院の調べでは見当たりません。
- 主なリスク・副作用:日本医科大学の案内では、重い副作用の報告は少なく、まれに微熱が出ることがあるとされています。一般に皮下注射では、注射したところの赤み・腫れ・かゆみ・しこりなどが起こることがあります。どの薬でも、まれにアレルギー反応(じんましん、息苦しさなど)が起こる可能性はゼロではありません。高い熱、強い腫れ、息苦しさ、全身のじんましんなどがあれば、注射を中止し、すぐに当院(夜間・休日は救急医療機関)にご連絡ください。未承認薬のため、承認薬のような大規模な安全性の情報はそろっていない点もご理解ください。
- 効果について:効果を保証するものではありません。がんの治療は、主治医のもとでの治療(手術・放射線・薬物療法など)が基本です。丸山ワクチンを使うかどうかは、主治医とよく相談してお決めください。
- 費用:ワクチン代・注射料・経過書の文書料は自費です。詳しくは下の「費用」をご覧ください。
当院で注射を受けるまでの流れ
- 当院にご相談:LINEまたはお電話でご連絡のうえ、診察で医師にご相談ください。当院の医師が「治験担当医師」をお引き受けします。がんの診断名や治療の状況がわかる資料(主治医からの情報提供書、検査結果など)があればお持ちください。受付は月曜〜金曜(担当:代表 森山弘樹)で、予約が必要です。
- 書類の準備:日本医科大学のサイトから書類をダウンロードします。「初回申込書」「治験承諾書(医師記入)」「SSM治験登録書(1)(2)(医師記入)」「同意書・委任状」が必要です。医師記入の書類は当院で作成します(初回の承諾書・登録書の作成に文書料はかかりません)。
- 日本医科大学で手続き:ご本人またはご家族が、日本医科大学付属病院ワクチン療法研究施設(東京都文京区千駄木)に行き、ワクチンを受け取ります。受付は月曜・木曜の9:00〜11:00で、予約はいりません(祝日・年末年始は休み)。郵送でも手続きができます(2026年10月時点で継続中の特別対応です)。
- 当院で注射:受け取ったワクチンをお持ちください。通常はA液とB液を1日おきに交互に皮下注射します。当院では、基本として週3回(月・水・金)の注射をおすすめしています。
- 2回目以降:1回に受け取れるのは1クール(20本、40日分)です。次の分を申し込むたびに、医師が書く「SSM臨床成績経過書」が必要です。郵送の場合は12日ほどかかるので、なくなる2週間ほど前に当院にお知らせください。
注射の日と時間
月曜〜金曜に受け付けています(担当:代表 森山弘樹)。予約制ですので、LINEまたはお電話でご予約ください。注射は基本として週3回(月・水・金)です。
ご自宅での注射について
医師が手技を確認したうえで、ご本人やご家族によるご自宅での注射も認めています。その場合も基本は週3回(月・水・金)です。注射のしかた、針の捨て方、体調が変わったときの連絡方法は、初回に説明します。
費用
| 項目 | 金額 | 支払先 |
|---|---|---|
| ワクチン代(1クール・40日分) | 9,000円+消費税(税込9,900円) | 日本医科大学 |
| 初回郵送手続き時の送金額 | 11,000円(現金書留) | 日本医科大学 |
| 当院での注射料 | 1回 1,650円(税込) | 当院 |
| 丸山ワクチン臨床成績評価経過書(文書料) | 5,500円+消費税(税込6,050円) | 当院 |
| 初回の治験承諾書・SSM治験登録書の作成 | 文書料はかかりません | 当院 |
丸山ワクチンの方の診察は内科の診察として行います。注射の費用・文書料とは別に、初診料・再診料などの診察料(健康保険の自己負担分)がかかります。当院に通院していない注射だけの方も同様です。
ワクチン代と郵送時の金額は、日本医科大学の案内(2026年10月20日に確認)にもとづいています。変わることがあるので、最新の情報は日本医科大学でご確認ください。
よくあるご質問
Q. 健康保険は使えますか?
A. 丸山ワクチンは未承認の有償治験薬なので、ワクチン代・注射料・経過書の文書料は自費です。
Q. 当院での費用はいくらですか?
A. 注射料は1回1,650円(税込)、丸山ワクチン臨床成績評価経過書の文書料は5,500円+消費税(税込6,050円)です。初回の治験承諾書・登録書の作成に文書料はかかりません。診察は内科の診察として行うため、別に初診料・再診料などの診察料(健康保険の自己負担分)がかかります。
Q. 当院に通っていなくても注射を受けられますか?
A. はい、注射のみの方もお受けしています。予約制ですので、LINEまたはお電話でご連絡ください。
Q. 今かかっている病院の治療と併用できますか?
A. 日本医科大学の案内では、抗がん剤や放射線治療との併用に制限はないとされています。ただ、必ず今の主治医にもお伝えください。
Q. 日本医科大学には本人が行く必要がありますか?
A. ご家族や、委任状で指定した代理の方でも手続きできます。郵送での手続きもできます。
Q. 自宅で自分で注射できますか?
A. はい、医師が確認したうえで、ご本人やご家族によるご自宅での注射を認めています。基本は週3回(月・水・金)です。
Q. 効果はありますか?
A. 当院から効果をお約束することはできません。使うかどうかは、主治医とご相談のうえお決めください。
お問い合わせ
ご予約・ご相談は、LINEまたはお電話(043-312-3201)でお願いします。受付:月曜〜金曜(担当:代表 森山弘樹)
参考:日本医科大学付属病院ワクチン療法研究施設「丸山ワクチン オフィシャルWEBサイト」(2026年10月20日確認)
参考:同サイトFAQ Q08 副作用・Q13 有償治験薬・Q14 承認の状況・治療を受けるには
監修:医師 森山弘樹(四街道森山クリニック 代表)/最終確認日:2026年10月20日
四街道森山クリニック 精神科・心療内科・内科