四街道森山クリニック、四街道市、心療内科、精神科、総合診療内科、カウンセリング四街道森山クリニック

心の病気について

傷病手当について

休職された患者様には傷病手当の書類を記載することがあります。
この書類は病気で療養していた証明を行うものですので初診日以降の記載となり、診察した日までの病状を記載いたします。
病状を記載するものですので療養が必要な期間に一度も受診をしていない場合は記載できません。
治療の為に休んでいるということを理解していただき、治療への協力をしてください。

保育園用の診断書について

保育園利用のための診断書については精神障害者保健福祉手帳3級程度から該当となります。
ただ昨今待機児童問題もあり、多くの方が働きながら育児で苦労されている現状を考えると、病気が軽快している、病気であってもほかにサポートするご家族がいるなど当方で保育が可能と診断した場合は診断書の記載をお断りいたします。
ご理解よろしくお願いします。

介護保険主治医意見書について

未受診の方で当院を主治医として認定申請された場合、初診で診察を行ってその後検査などをして診断して意見書を作成するまでに一月くらいかかることがあります。希望の期限を延長することがありますがご了承ください。
また、主治医意見書の更新の手続きを希望された場合、前回受診から1年以上受診がない場合は経過がわからないので他のかかりつけの医院にお願いする可能性があります。ご了承ください。

このような事でお悩みなら早期の受診をお勧めします。

四街道森山クリニックでは、様々な症状に対して専門医が適切な診療を行っております。

必要に応じて血液検査・心理検査などを行う事で少しでも早い回復を目指しています。
また、休職や休学、後見人などに必要な各種診断書もご用意する事が可能ですので、お気軽にお申し付けください。
仕事に行けない、学校に行けないなどの問題にも対応いたします。
少しでもおかしいなと感じたら、お気軽にご来院ください。

うつ病/躁うつ病(仕事に行けない)・甲状腺機能低下症

●うつ病
気分が落ち込む、体がだるい、食欲がわかない、漠然とした不安感に襲われる、疲れがなかなか抜けないなどの症状が出現します。2週間以上調子が優れないと感じたら、早めの受診をお勧めします。
代表的な症状:気分が落ち込む・楽しみがもてない・不安・やる気が出ない・疲れやすい・食欲がない など
 
●躁うつ病
双極性障害ともいわれ「躁状態」と「鬱状態」が出現するのが特徴です。落ち込んだ状態から一転、気分が高揚して過活動な状態が現れる為、御本人でさえ気付かない事も。すこしでも「おかしいな」と感じたら、是非御来院ください。
代表的な症状:気分が落ち込む・自分でも不思議なくらい気分爽快・アイデアがどんどん湧く・夜寝なくても平気・お金の使い方が荒い など
 

YouTube(うつ編)

 
●甲状腺機能低下症
「最近気分がすぐれない、でもそんな事は誰にでもあるものだ。」
そう感じる事はありませんか?
もしかしたら「甲状腺機能」の低下が原因かもしれません。「甲状腺ホルモン」は身体のエネルギーの利用を促すいわば元気の源です。
この機能が低迷すると、疲労感や倦怠感など「うつ」に似た症状が現れます。医療機関では血液検査を通じてこれらを確認する事が可能です。おひとりで悩まずおかしいな、と感じたらお気軽にご来院ください。
 

YouTube(甲状腺編)

児童・思春期(不登校、摂食障害〔拒食・過食〕、自傷行為)

思春期の子供たちに多い身体的な症状・疾患をあげると、「拒食」「過食」などの摂食障害、「緊張するとお腹にガスがたまる」「ストレスが原因で下痢や便秘が続く」などの過敏性腸症候群などがあります。
 
特に、これらの症状が学校生活・子供たちの社会の中で発生するストレスなど、心因性が原因として考えられる場合は、自傷行為や不登校、家庭内暴力などにつながるだけではなく、「うつ」や「強迫性障害」「統合失調症」など他の精神疾患の引き金にもなりかねません。
 
お子様の訴えていることが「甘え」や「わがまま」なのか、それとも「小さなサイン」なのか。
毎日生活をしている家族であるからこそ、こうした「小さなサイン」が気になったら、早めの受診を勧めてください。
 

YouTube(不登校編)

認知症(若年性・アルツハイマー型・レビー小体型)

記憶力・見当識・認知機能の低下が生じます。直近の出来事の記憶の欠落や判断力の低下、簡単な計算が出来なくなったり、時間や場所が思い出せなくなったりと通常の生活が困難となります。
当院では認知症の鑑別診断を行ったうえで治療を行います。
介護認定の主治医意見書や後見人の診断書なども作成します。
介護されるご家族の相談にも応じます。
 
【代表的な症状】新しいことが覚えられない・食事したのを忘れる・料理の名前が解らない・道に迷う・しまい忘れ・簡単な計算ができない など
 

YouTube(認知症 初期症状編)

 

YouTube(認知症編2)

睡眠障害(不眠症)

寝つきが悪い、夜中に目が覚める、朝早く目が覚める、日中の眠気などが症状として現れます。また、睡眠中にいびきや足のむずむずがあることも睡眠障害の要因となります。睡眠不足の状態が慢性的に続くと判断力の低下などから思わぬ事故やトラブルになってしまう危険性も伴います。目安として3日続けて満足な睡眠が得られない状態が何回か続くようであればお早目の受診をお勧めします。
 
【代表的な症状】寝つきが悪い・夜中に目が覚める・熟眠感がない・朝早く目が覚める など
 

YouTube(睡眠障害編)

神経症(不安障害、パニック障害、強迫性障害、恐怖症、PTSD、過敏性腸症候群など)

パニック障害は、突然動悸や過呼吸などが発作として現れますが、一度発作を起こすと「また発作を起こすのではないか」という不安が生じ、外出しづらくなることが見受けられます。
強迫性障害は、鍵を閉めたか不安になり何回も確認するなど「強迫行為」などが出現します。
日常生活に支障が出ますので、おかしいなと思ったら無理をせず速やかな受診をお勧めします。
 
【代表的な症状】突然の激しい不安、動悸、過呼吸・確認・手洗いが止められない・人前で過度に緊張してつらい など

統合失調症

誰かに監視されている(注察妄想)、近所の方から嫌がらせを受けている(被害妄想)、誰もいないのに声が聞こえる(幻聴)、実際にはないものが見える(幻視)などの症状が出現します。
「あれ、おかしいな」「もしかして」と感じたら、お早目の相談・受診をお勧めいたします。
 
【代表的な症状】独り言をいう・監視されていると感じる・他人には聞こえない声が聞こえる・音に過剰に敏感・何事にも異常なほど無関心 など

発達障害(ADHD/自閉スペクトラム障害(自閉スペクトラム症))

●注意欠陥多動性障害(ADHD)
症状は早い時期(6歳未満ごろ)から発症し正常な機能と学習に影響を及ぼします。学校の授業で集中できず走り回ったりするなどの行動が見られます。
大人になって部屋を片付けられない、仕事でミスが多いなどから病気に気づくこともあります。
治療薬があります。
 
【代表的な症状】不注意(注意障害)、多動性(過活動)、衝動性
 

YouTube(注意欠陥多動性障害 ADHD編)

 
●自閉スペクトラム障害(自閉スペクトラム症)
先天性の脳機能障害といわれている自閉症。
代表的な症状:目線を合わせない・同じ年頃の子と遊べない・自分の好きな言葉を繰り返す・同じものや似たものを一定の秩序をもって並べるなど、コミュニケーションや社会性、活動の偏り等の症状があります。
興味のある事やコミュニケーションの取り方が特異的な神経発達症の一種で強迫性障害やうつ病を併発する事もあります。自閉度の度合いにより周囲からのサポートが遅れてしまう事もあり、また他の病気と似た症状を呈する事も少なくありません。自閉症同様、治療薬と承認されているお薬はありません。
 
【代表的な症状】極端な集中力の持続・規則的/順序だったものへの強い興味や関心・興味対象に対する高い記憶力 など

アルコール依存症

アルコール(エタノール)を摂取(飲酒)をする事で得られる肉体的・精神的な作用に囚われ飲酒行動をコントロールする事が出来なくなってしまう精神疾患です。飲酒を続ける事で肉体的に様々な疾患が表れ、また社会的な信用を失墜させる行動をとってしまう可能性もあります。
それらを回避する為にも早期に適切な治療が必要となります。
 
【代表的な症状】飲酒量の増加・飲酒の度に泥酔状態になる・飲酒後人格変化が顕著に現れる など